奥行価格補正

奥行価格補正

一方のみが路線に接している宅地の価額は、以下の方法で評価されます。（財産評価基本通達15）

路線価に、宅地の奥行距離に応じた奥行価格補正率を乗じ、その結果に宅地の地積（面積）を乗じて求めた価額で評価します。

奥行価格補正率は、宅地の所在地に応じた地区区分と宅地の奥行距離によって決まります。

地区区分は以下の9つに分類されます。

• ビル街地区

• 高度商業地区

• 繁華街地区

• 普通商業・併用住宅地区

• 普通住宅地区

• 中小工場地区

• 大工場地区

奥行距離は、4ｍ未満から20ｍ以上24ｍ未満までの9区分に分けられています。

これらの区分に基づき、適切な奥行価格補正率が設定され、宅地の評価額算定に用いられます。