セットバックを必要とする宅地の評価

セットバックを必要とする宅地の評価

　２項道路とは、建築基準法第42条第2項に規定する道路のことです。

　２項道路に面する宅地は、その道路の中心線から左右に２ｍずつ後退した線が道路の境界線とみなされます。（建築基準法第42条第2項）

　将来、建築物の建替えを行う場合にはその境界線まで後退（セットバック）して道路敷として提供しなければなりません。

　セットバックを必要とする宅地の評価は、セットバックを必要とする部分がないものとして評価した価額から、セットバックを要する部分に対応する価額の70％相当額を控除して評価します。