経営セーフティ共済

経営セーフティ共済

経営セーフティ共済（中小企業倒産防止共済）について

経営セーフティ共済は、取引先企業の倒産による連鎖倒産を防ぐために、中小企業が資金を積み立てて備える制度です。事業の安定化と資金繰り対策の両面で活用できる制度として、多くの中小企業や個人事業者が利用しています。

主な特徴

• 貸付限度額：
   掛金総額の10倍の範囲内で貸付が可能（※最高8,000万円まで）

• 貸付条件：
   無担保・無保証人で利用できます

• 掛金月額：
   5,000円〜20万円の範囲で選択可能（5,000円単位）

• 掛金積立の上限：
   最大800万円まで積立可能

• 税制メリット：
   掛金は全額が必要経費（個人事業者）または損金（法人）に算入できます

解約手当金について

• 支給要件：
   掛金を12か月分以上納付していることが必要です

• 受取時の課税関係：
   - 個人事業者：事業所得の収入金額に算入
   - 法人事業者：益金に算入

制度の活用シーン

• 取引先の倒産時に、つなぎ資金を確保したい

• 節税をしながら事業用の積立を行いたい

• 無担保・無保証人で資金調達の選択肢を増やしたい