貸宅地の評価

貸宅地の評価

貸宅地とは、土地の上に借地権や定期借地権などの権利が設定されている宅地のことを指します。
これは、土地の所有者と建物の所有者が異なり、土地の利用に制限がある場合をいいます。

貸宅地の評価額は、原則として路線価方式や倍率方式で評価した自用地の価額から、借地権や定期借地権などの価額を差し引いて計算します。

具体的には、以下の計算式で求めます。

• 自用地の評価額：土地を自分で利用している場合の評価額です。

• 借地権割合：借地権の価額が自用地の価額に対して占める割合です。

土地の所有者は、借地権などの権利が設定されているため、土地の利用が制限されます。

そのため、これらの権利の価額を控除して土地を評価します。