納税義務者／相続税

 

 

 

 

納税義務者／相続税

 

　相続税の納税義務者は、以下のとおりです。

①相続又は遺贈により財産を取得した者で、財産取得時に日本国内に住所を有している者

 

②相続又は遺贈により財産を取得した者で、財産取得時に日本国内に住所を有しない次に掲げる者

 

イ　日本国籍を有している者の場合は、次のいずれかの者

（イ）　相続の開始前10年以内に日本国内に住所を有していたことがある者

（ロ）　相続開始前10年以内に日本国内に住所を有していたことがない者

ロ　日本国籍を有していない者

 

③相続又は遺贈により日本国内にある財産を取得した者で、財産取得時に日本国内に住所を有する者

 

④相続又は遺贈により日本国内にある財産を取得した者で、財産取得時に日本国内に住所を有しない者

 

※相続は原則として、死亡によって開始します。そして、相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に関する一切の権利義務を承継します。

 

※遺贈は被相続人の遺言によってその財産を移転することをいいます。贈与した人が亡くなることによって効力を生じる贈与（死因贈与）については、相続税法上遺贈として扱われます。