一括償却資産の除却

一括償却資産の除却

　取得価額が20万円未満の減価償却資産(一括償却資産)について、法人の事業の用に供した事業年度以後の各事業年度における損金算入限度額は、その取得価額の合計額（一括償却対象額）の全部又は一部について損金経理した金額のうち、一括償却対象額×当該事業年度の月数／36の金額に達するまでの金額です。

　一括償却資産が共用事業年度後の各事業年度において、滅失や除却等の事実が生じた場合、損金算入額は、未だ損金算入されていない金額に相当する金額ではなく、損金算入限度額に達するまでの金額となります。